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Qoo10の手数料まとめ(2026年版)

Qoo10は初期費用も月額費用もかからず、売れたときだけ手数料がかかります。仕組みは単純ですが、メガ割に参加するか、出金をどのくらいまとめるか、どのカテゴリで売るかで、1件あたりに残る金額は変わります。3,980円の商品を例に、項目ごとにいくら引かれるかを整理しました。

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全体像:かかるのは販売手数料と振込手数料

Qoo10の費用は、売れたときにかかるカテゴリ別の販売手数料6〜10%と、売上金を出金するたびにかかる振込手数料150円の二つが基本です。初期費用と月額固定費は0円なので、楽天市場やYahoo!ショッピングのように、注文の少ない月に固定費が重くのしかかることはありません。

販売手数料には消費税10%が別途かかります。ほかに、メガ割に参加すると+1%、Qoo10負担の割引にも参加するとさらに+0.5%、予約販売や発送遅延の商品は+2%が上乗せされます。広告費と物流費はここに含まれず、別にかかります。

販売手数料:カテゴリで6〜10%

販売手数料率はカテゴリで決まります。ファッション、コスメ、食品など主要カテゴリの多くは10%、ドラッグストア9%、家電・PC・ゲーム・カメラ・自転車8%、ゴルフ・お酒(ビール)・楽器・CD/DVD・チケットは6%です。

カテゴリ料率
レディースファッション10 %
メンズファッション10 %
ビューティー・コスメ10 %
美容・健康家電・電子タバコ10 %
スポーツ・アウトドア10 %
食品(一般)10 %
ドラッグストア9 %
キッチン・生活・季節家電8 %
PC・周辺機器8 %
ゲーム・カメラ8 %
自転車8 %
ゴルフ6 %
お酒(ビール)6 %
楽器6 %
CD・DVD・チケット6 %
その他10 %

3,980円の商品なら、10%のカテゴリで398円、8%で318円、6%で239円です。カテゴリが違うだけで1件あたり最大159円、利益率にして4ポイントの差になります。

送料は込みでも別でも手数料は同じ

Qoo10の販売手数料は、商品価格にオプション価格と送料を足した金額にかかります。そのため、3,980円+送料600円で売っても、4,580円の送料無料で売っても、手数料は同じ458円で、手元に残る金額も同じです。

送料の見せ方は手数料ではなく、購入者にどう見えるかで決めて構いません。楽天市場のシステム利用料も送料込みの金額にかかるので、考え方は同じです。

メガ割に参加すると1件いくら減るか

メガ割に参加すると販売手数料が+1%、Qoo10負担の割引にも参加すると合計+1.5%になります。3,980円の商品では、手数料が398円から438円、さらに458円に増え、利益は1,175円から1,135円、1,115円に下がります。損益分岐価格も2,675円から2,705円、2,720円に上がります。

1件あたり40〜60円の差なので、メガ割で注文が増えれば十分に回収できる金額です。メガ割に合わせて自店でも値引きをする場合、その値引き分は手数料とは別の費用です。計算ツールのその他コスト欄に入れると、実際の利益を確認できます。

予約販売や発送遅延の商品は+2%で、手数料は478円、利益は1,095円です。新規出店者はメガ割期間に料率が最大1ポイント引き下げられる特典があるので、対象になる場合は計算ツールの販売手数料率をその分下げて計算してください。

振込手数料150円は出金の頻度で決まる

売上金を出金するたびに150円の振込手数料がかかります。注文ごとの費用ではないので、1回の出金で何件分をまとめるかで1件あたりの負担が変わります。20件分をまとめて出金すれば1件8円ですが、1件ごとに出金すると150円がまるごと乗り、利益は1,175円から1,032円に、利益率は29.5%から25.9%に下がります。

注文が少ないうちは、出金をある程度まとめたほうが手元に残ります。計算ツールでは1回の出金あたりの注文数を入れると、150円を按分して計算します。

手数料にかかる消費税

販売手数料には消費税10%がかかります。課税事業者は仕入税額控除で取り戻せるので実質的な費用にはなりませんが、免税事業者は控除できないため、そのまま費用になります。3,980円・10%のカテゴリなら1件40円で、利益は1,175円から1,135円に下がります。

この40円は、この価格ではメガ割の+1%とちょうど同じ額です。免税事業者がメガ割に参加すると、両方が重なって1件あたり80円あまりの差になります。

計算例:3,980円の商品1件で残る金額

販売価格3,980円(送料無料)、仕入原価1,800円、送料(自己負担)600円、出金1回あたり20件の条件で、カテゴリや参加条件を変えて計算した表です。

条件手数料合計入金額純利益利益率損益分岐価格
10%カテゴリ · 通常¥406¥3,575¥1,17529.5 %¥2,675
メガ割参加(+1%)¥445¥3,535¥1,13528.5 %¥2,705
メガ割+Qoo10負担割引(+1.5%)¥465¥3,515¥1,11528 %¥2,720
予約販売・遅延発送(+2%)¥485¥3,495¥1,09527.5 %¥2,736
免税事業者(手数料の消費税が費用)¥445¥3,535¥1,13528.5 %¥2,705
PC・周辺機器 8%¥326¥3,654¥1,25431.5 %¥2,617
ゴルフ 6%¥246¥3,734¥1,33433.5 %¥2,561
出金1回に1件(振込手数料150円)¥548¥3,432¥1,03225.9 %¥2,833

損益分岐価格は、この仕入原価と送料のままで利益がゼロになる販売価格です。2,980円に値下げすると利益は275円まで減り、1,980円では1件ごとに626円の赤字です。

楽天市場・Yahoo!ショッピングと比べると

同じ3,980円の商品(仕入原価1,800円、送料600円)を月150件売る場合、1件あたりの利益はYahoo!ショッピング1,255円、Qoo10 1,175円、楽天市場932円です。この注文数ならYahoo!ショッピングがわずかに多く残ります。

ただし、Yahoo!ショッピングと楽天市場には月額の固定費があり、注文が減るほど1件あたりの負担が増えます。月30件なら、Qoo10 1,175円、Yahoo!ショッピング988円、楽天市場185円と順位が変わります。この条件では、月68件まではQoo10、69件以上ではYahoo!ショッピングのほうが多く残ります。固定費のないQoo10は、注文数がまだ少ない時期ほど有利です。

比較の条件は、Qoo10が10%のカテゴリ、Yahoo!ショッピングがPayPay残高決済・ポイント原資1%、楽天市場ががんばれ!プラン・モバイル注文・月商50万円までの区分です。日本モールの比較ページで、自分の商品に置き換えて確認できます。

よくある勘違い

「月額無料だから手数料が安い」とは限りません。販売手数料10%は、Yahoo!ショッピングの売上ロイヤリティ2.5%と決済手数料3.0%を足した5.5%より高く、注文数が多い店ほどその差が効いてきます。固定費がないことと料率の高さを、自分の注文数で比べてください。

メガ割の追加手数料は、参加した期間の注文にだけかかります。通常期とメガ割期間の利益率は分けて見積もるのが正確です。

料率や条件は変更されることがあります。ここの数字は出発点として使い、実際の適用料率はQSM(Qoo10 Sales Manager)で確認してください。計算ツールではすべての料率を書き換えられます。

よくある質問

Qoo10の手数料は合計で何%ですか?

基本はカテゴリ別の販売手数料6〜10%で、これに消費税10%がかかります。月額費用はなく、出金ごとに振込手数料150円がかかります。メガ割参加時は+1〜1.5%、予約販売・遅延発送は+2%が加わります。

送料を別にすると手数料は安くなりますか?

なりません。販売手数料は商品価格+オプション価格+送料の合計にかかるため、送料込みでも送料別でも、購入者が払う合計が同じなら手数料も同じです。

Qoo10とYahoo!ショッピング、どちらが手元に残りますか?

注文数で変わります。3,980円の商品(Qoo10は10%カテゴリ)で比べると、月68件まではQoo10、69件以上はYahoo!ショッピングのほうが1件あたりの利益が多くなります。Yahoo!ショッピングには月額10,000円の固定費があるためです。

振込手数料を減らす方法はありますか?

出金をまとめることです。150円は出金1回ごとにかかるので、20件分をまとめれば1件8円、1件ずつ出金すれば1件150円です。

計算ツールで試す → 日本モール手数料 比較(2026年) →

更新日: 2026-09-09 · 出典: Finner:Qoo10の手数料を徹底解説(2026), ECの相談室:Qoo10出店の手数料, Qoo10 出店案内(公式)

更新日: 2026-09-30