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楽天市場の手数料まとめ(2026年版)

楽天市場の費用は「何%」の一言では答えられません。毎月決まって出ていく固定費と、売れた分だけかかる変動費が重なり、しかもプランと売上規模で料率が動くからです。ここでは費用をひとつずつ分け、1件の注文あたりいくらになるかまで落として整理しました。

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全体像:固定費と変動費の二層

固定費は、出店プランごとの月額出店料(がんばれ!プラン25,000円、スタンダードプラン65,000円、メガショッププラン130,000円、いずれも税別)と、R-Messe利用料(月3,000〜5,000円)です。出店時には初期登録費用60,000円も別途かかります。

変動費は売上に連動します。中心はシステム利用料で、プランと月間売上高、注文がPCかモバイルかで2.0〜7.0%の間で決まります。これに楽天ペイ利用料2.5〜3.5%、ポイント原資1.0%以上、安全性・利便性向上のためのシステム利用料0.1%が加わり、アフィリエイト経由の注文にはさらに成果報酬がつきます。通常の運営で変動費の合計は売上の8〜15%程度です。

システム利用料:売れるほど料率は下がる

システム利用料は月間売上高の区分で段階的に下がります。がんばれ!プランはPC注文で3.5〜6.5%、モバイル注文で4.0〜7.0%、スタンダードとメガショップはPC 2.0〜4.0%、モバイル2.5〜4.5%です。月商50万円までの出店者ががんばれ!プランでモバイル注文を受けると、最も高い7.0%が適用されます。

同じ商品でも、モバイルよりPCのほうが0.5ポイント低く、売上区分が上がるごとにさらに下がります。4,980円の商品なら、がんばれ!プランのモバイル注文で月商50万円まで349円、月商100〜500万円の区分に入ると299円と、1件で50円変わります。区分の境界は目安で、実際の適用は楽天の定めによります。

楽天ペイ・ポイント原資・その他

楽天ペイ利用料は月間決済高と平均単価により2.5〜3.5%で、計算ツールの初期値は上限の3.5%にしています。ポイント原資は通常1.0%ですが、お買い物マラソンなどのイベントに参加するとその分が上乗せされます。安全性・利便性向上のためのシステム利用料は一律0.1%です。

アフィリエイト経由の売上には実質2.6〜5.2%の成果報酬がかかります。広告費と物流費はここには含まれず、別途かかります。

固定費を1件あたりに直す

月額の固定費は注文数で割って初めて1件あたりの重さが分かります。がんばれ!プランの出店料25,000円にR-Messe 3,000円を足した28,000円は、月150件なら1件187円、月50件なら1件560円です。同じ4,980円の商品で利益率は26.4%と18.9%に開きます。

スタンダードプランはシステム利用料の料率が低い代わりに固定費が70,000円(出店料65,000円+R-Messe 5,000円)と重くなります。月150件では1件467円の固定費負担になり、がんばれ!プランより利益が少なくなります。逆に月1,000件で月商100〜500万円の区分に入れば、1件あたりの固定費は70円に下がり、料率の低さが効いてがんばれ!プランを上回ります。プラン選びは料率ではなく、想定する注文数で決まります。

計算例:4,980円の商品1件で残る金額

販売価格4,980円、仕入原価2,200円、送料(自己負担)700円の商品を、プラン・売上区分・注文数の組み合わせで計算した表です。

条件手数料合計入金額純利益利益率損益分岐価格
がんばれ! · 月商〜50万円 · モバイル · 月150件¥764¥4,216¥1,31626.4 %¥3,492
がんばれ! · 月商〜50万円 · モバイル · 月50件¥1,138¥3,842¥94218.9 %¥3,914
がんばれ! · 月商100〜500万円 · モバイル · 月150件¥715¥4,265¥1,36527.4 %¥3,453
スタンダード · 月商〜50万円 · モバイル · 月150件¥920¥4,060¥1,16023.3 %¥3,704
スタンダード · 月商100〜500万円 · モバイル · 月1,000件¥473¥4,507¥1,60732.3 %¥3,232

損益分岐価格は、この仕入原価と送料のままで利益がゼロになる販売価格です。それより安く売ると1件ごとに赤字になります。

よくある勘違い

システム利用料は販売価格だけでなく、購入者が支払う送料を含めた金額にかかります。送料込みの価格設定でも、送料別でも、購入者が払う合計が同じなら手数料も同じです。

イベント時のポイント倍付けはポイント原資として出店者負担になります。通常の1.0%で計算した利益率は、イベント参加時にはそのぶん下がります。

料率や区分は変更されることがあります。ここの数字は出発点として使い、実際の適用料率はRMSの管理画面で確認してください。計算ツールではすべての料率を手で書き換えられます。

よくある質問

楽天市場の手数料は合計で何%ですか?

変動費だけで通常8〜15%程度です。内訳はシステム利用料2.0〜7.0%、楽天ペイ利用料2.5〜3.5%、ポイント原資1.0%以上、安全性・利便性向上のためのシステム利用料0.1%。これに月額出店料などの固定費が加わるため、注文数が少ないほど実質の負担率は上がります。

がんばれ!プランとスタンダードプラン、どちらが得ですか?

注文数次第です。スタンダードはシステム利用料が低い代わりに固定費が月70,000円と重く、4,980円の商品では月150件程度ではがんばれ!プランのほうが利益が残ります。月1,000件規模で売上区分が上がると逆転します。想定注文数で両方を計算してから選ぶのが確実です。

システム利用料はPCとモバイルで違いますか?

違います。どのプラン・売上区分でもモバイル注文のほうが0.5ポイント高く設定されています。楽天市場はモバイル注文の比率が高いため、計算ツールの初期値はモバイルにしています。

初期登録費用は毎月かかりますか?

いいえ。初期登録費用60,000円は出店時に一度だけかかります。毎月かかるのは月額出店料とR-Messe利用料で、この二つを計算ツールでは月額固定費として注文数で按分しています。

計算ツールで試す → 日本モール手数料 比較(2026年) →

更新日: 2026-09-09 · 出典: Finner:楽天市場の出店費用(2026), STOCKCREW:楽天市場の出店費用・手数料【2026年版】, 楽天市場 出店案内(公式)

更新日: 2026-09-24