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Yahoo!ショッピングの手数料まとめ(2026年9月改定版)

2026年9月、Yahoo!ショッピングは「月額無料」ではなくなりました。何が新しく加わり、何がなくなり、結局1件売るといくら残るのか。改定後の料率で、注文数の少ない店ほど影響が大きい理由まで整理しました。

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2026年9月に変わったこと

新設されたのは二つです。月額システム利用料10,000円(税抜)と、売上の2.5%にあたる売上ロイヤリティ。代わりにキャンペーン原資負担1.5%は廃止され、PRオプションの料率は3%から2%に下がりました。

差し引きすると、変動費は1.5%減って2.5%増えたので1件あたり売上の1.0%分の負担増、そこに固定費10,000円を注文数で割った額が乗ります。3,980円の商品で月150件なら1件あたり約107円、月30件なら約373円の負担増です。月商が小さい店ほど改定の影響は大きくなります。

変動費:ロイヤリティ・決済手数料・ポイント原資

売上ロイヤリティは販売価格に購入者負担の送料を足した金額の2.5%です。決済手数料は決済方法で違い、PayPay残高3.0%、クレジットカード3.24%、キャリア決済4.48%。どの決済が多いかで実効の料率が動くので、計算ツールでは決済方法を選ぶ形にしています。

決済方法料率
PayPay残高3 %
クレジットカード3.24 %
キャリア決済4.48 %

ストアポイント原資は購入者に付くPayPayポイントの原資で、出店者が1〜15%の範囲で設定します。最低1%は必須です。倍率を上げれば集客力は増しますが、そのまま費用になります。3,980円の商品で、原資1%なら40円、5%なら199円です。

アフィリエイト経由の注文には、設定したパートナー報酬(1〜50%)に加えてその30%が手数料としてかかります。計算ツールでは報酬×1.3で概算しています。入金サイクルを早めると0〜0.6%が別途かかります。初期費用はかかりません。

固定費10,000円は注文数で割る

月額システム利用料は月に一度かかる固定費なので、1件あたりの負担は注文数で決まります。月150件なら1件67円、月30件なら333円、月500件なら20円です。同じ3,980円の商品で、利益率は月30件で24.8%、月150件で31.5%、月500件で32.7%と開きます。

月商の目安に直すと、月30件は約12万円、月150件は約60万円です。月商が数十万円の店にとっては、この10,000円が変動費全体に匹敵する重さになります。

手数料にかかる消費税

売上ロイヤリティと決済手数料には消費税がかかります。課税事業者なら仕入税額控除で戻るため費用にはなりません。免税事業者は控除できないため、そのまま費用になります。3,980円の商品では1件あたり22円の差で、利益率にして0.5ポイントです。計算ツールに切り替えがあります。

計算例:3,980円の商品1件で残る金額

販売価格3,980円、仕入原価1,800円、送料(自己負担)600円の商品を、注文数・決済方法・ポイント原資の条件別に計算した表です。

条件手数料合計入金額純利益利益率損益分岐価格
PayPay残高 3.0% · ポイント原資1% · 月150件¥325¥3,655¥1,25531.5 %¥2,638
PayPay残高 3.0% · 月30件¥592¥3,388¥98824.8 %¥2,923
PayPay残高 3.0% · 月500件¥279¥3,701¥1,30132.7 %¥2,588
クレジットカード 3.24% · 月150件¥335¥3,645¥1,24531.3 %¥2,645
ポイント原資 5% · 月150件¥485¥3,495¥1,09527.5 %¥2,756
免税事業者(手数料の税が費用)· 月150件¥347¥3,633¥1,23331 %¥2,654

損益分岐価格は、この仕入原価と送料のままで利益がゼロになる販売価格です。それを下回る価格では売るほど赤字です。

よくある勘違い

改定前の「月額無料」の感覚で利益を見積もると、月商が小さいほど大きくずれます。固定費は必ず注文数で割って1件あたりに直してください。

ポイント原資は1%が下限であって上限ではありません。キャンペーン参加やストアポイント倍付けをした月は、その分だけ利益率が下がります。

料率は変更されることがあります。ここの数字は出発点として使い、実際の適用料率はストアクリエイターProで確認してください。計算ツールではすべての料率を書き換えられます。

よくある質問

Yahoo!ショッピングは今も出店無料ですか?

いいえ。2026年9月の改定で月額システム利用料10,000円(税抜)がかかるようになりました。初期費用は引き続き無料です。売上に対しては売上ロイヤリティ2.5%と決済手数料3.0〜4.48%がかかります。

改定で負担は増えましたか、減りましたか?

変動費はキャンペーン原資負担1.5%がなくなり売上ロイヤリティ2.5%が加わったので、差し引き1.0%の増加です。そこに月額10,000円が加わるため、月の注文数が少ない店ほど1件あたりの負担増が大きくなります。月500件規模なら影響は小さく、月30件規模では1件あたり数百円の増加です。

決済手数料はどれで計算すればいいですか?

自店で最も多い決済方法で計算するのが実態に近いです。PayPay残高3.0%、クレジットカード3.24%、キャリア決済4.48%で、差は最大1.5ポイントです。計算ツールでは決済方法を選ぶと料率が自動で入ります。

ストアポイント原資は何%にすべきですか?

下限の1%は必須で、それ以上は集客とのバランスです。3,980円の商品で原資を1%から5%に上げると、1件あたりの費用は40円から199円に増え、利益率は約4ポイント下がります。上げるなら、その分の売上増で回収できるかを注文数で確かめてください。

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更新日: 2026-09-09 · 出典: Finner:Yahoo!ショッピングの手数料・費用を徹底解説(2026), すけねこ:2026年9月改定 Yahoo!ショッピングが有料化へ, ファイブスプリングス:Yahoo!ショッピングの手数料と月商別の費用目安, Yahoo!ショッピング 出店案内(公式)

更新日: 2026-09-24